カジちゃんの妄想劇場

妄想を垂れ流しています。

文系の筆者が考える、シンギュラリティが来ない理由

 

 

断言します。シンギュラリティは来ません。

 

とまあ、結構見え切っちゃったような書き出しをしてみましたが

教育学部っつー文系なんでね。ひとつの妄言としてお楽しみください。

AIに支配される人達のイラスト

 

■ヒトの進化を考慮していない考え方

まず、シンギュラリティの定義を確認します。

今のなんとなくの世間の認識って「AIとか機械が人間の能力超えてこわい」みたいな感じだと思うんですよ。ターミネータースカイネットとか、そのあたりね。まあ確かにシュワちゃんは人体の限界を超えてる感あるしね。

シュワちゃんの掛け時計<br />Arnold Schwarzenegger Body Builder Wall Clock

もはや肉体が世紀末仕様。

「ラオウ」の画像検索結果

シンギュラリってる拳王様。

  技術的特異点(ぎじゅつてきとくいてん、英語:Technological Singularity)、またはシンギュラリティ(Singularity)とは、人工知能が人間の能力を超えることで起こる出来事[1][2]。

技術的特異点 - Wikipedia

 この定義であれば、シンギュラリティは来ないと考えています。

 

だってこれ、ヒトは進化せず、機械だけが進化する前提ですよね?

(あ、ちなみにここでの「進化」の定義は、生物学的なガッチリしたものより、能力の向上的なゆるい捉え方です)

 

例えば「〇〇に最短ルートで行ってきて」と指令を出された時、そこそこのヒトがこのお題はクリアーできるはずです。そう、iPhone(とGoogleMap)ならね。

これがほんの十数年前だと考えられなかったはずです。つまりここ最近でも、テクノロジーの発展でヒトはどんどん進化してるんですよね。

 

この前も、イーロンマスクが脳とAIを接続しようとしている話が出てきていました。

 要するに、AIがヒトを越えそうでこわいなら、ヒトにAI埋め込んで進化しちゃえば良いんじゃない?って話なわけです。

 

■そもそもシンギュラリティの定義

まあそもそも、シンギュラリティの定義がかなり誤解されているような気がします。

先程もウィキペディアから定義を引用しましたけど、実は続きがあって

人類が人工知能と融合し、現在の人類からして、人類の進化速度が無限大に到達したように見える瞬間に到達すること[3][4]。

技術的特異点 - Wikipedia

 こんな定義もあるんですよね。

 

キャリアの世界においても、「AIに仕事を取られる!」ってシンギュラリティを懸念する声が強まってたりもしますが

自分をテクノロジーで進化させて、機械に負けないように競争する社会が来るかもしれません。

 

30年後くらいには、出世競争に負けそうになった時に、攻殻機動隊もビックリなくらい己を電脳化して「倍返しだ!」つってる銀行員が話題になるかもね。

 

おしまい。

 

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