会社には「説教所設置」を義務付けるべき
「説教所」とは、喫煙所のようにこじんまりとした部屋のことで、かつ防音対策はしっかりとされているので、声が外に漏れないようになっています。
そして法律で「部下に説教をする時は、この部屋でのみ行わねばならない」と定めましょう。
これは普段社内で埋もれる、気弱なイチ社員の叫び声です。
■怒る上司、怒られる部下、そして私
「何度言えば分かるんだ!○○は××といつも言ってるだろ!」
毎日のように上げられる大声
怒鳴られているのは私―――ではなく、上司お気に入りの部下です。
上司はマネジメントに自信があり、実際に「ダメ社員」と烙印を押された人らを、何人も立派なビジネスマンに仕立て上げた実績がありました。
怒鳴られているのも、お世辞にも仕事が出来るとは言えない社員。それでも上司の厳しくも親身な指導によって、少しずつですが結果を出せるようになってきています。
本人もそれを分かっていて、時折愚痴ったりしつつも、訴えることはありませんでした。
パワハラかと問われるとグレーな指導でしたが、当人らの中では納得感のある関係性のようで、特に問題なし―――
ではありません。怒られてるのは別の人ですが、実は私が怖がっているのです。
■自分に関係なく怒っている人が怖い
昔から「怒っている人」が怖くて仕方がありませんでした。
もちろん自分が怒られるのはたまったものではありませんが、他人が怒られているケースでも、私はその怒っている人が怖いのです。
小学校などでは、クラスに一人はやんちゃな子がいたりして、よく怒られている光景があったかと思います。
そんな時、意外に本人は怒られ慣れているので、ケロッとしていることとかもあるんですよね。反面、関係ない私の方がビビッて泣きそうになっていたりします。
先程の状況も同じです。
怒鳴られているのは私ではなくとも、その怒声を聞くだけで仕事が手に尽きません。
■タバコくらい厳しく取り締まってほしい
もちろん「それで仕事の結果が出せなくなった」というのは言い訳でしょう。
それでも、私は何もしていないのに、何故こんなに辛い想いをしなければならないのでしょうか?
「お前の感じ方が問題なんだろ」と意見が飛んで来そうですが
私からすると「ビニール袋に包まれたゴキブリを噛んで。噛むのはビニール袋なんだから、直接的には関係ないでしょ?」みたいな感覚です。中々治せなくて、どうもすみませんね。
タバコの副流煙が問題になり、タバコを吸う人に厳しい社会になってきているかと思います。
それと同じで、受動喫煙ならぬ受動怒声にも、もっと風当たりを厳しくしてくれないでしょうか。マジで辛いです。
是非会社各位には、「喫煙所」だけでなく「説教所」も設置して、受動怒声を避けられるような環境づくりを心掛けて欲しいものです。
今度わたすも進言しよーっと。
おしまい。